タクシー会社に入社すれば費用を出してもらえる
タクシー会社の中には、二種免許を持たない人でも入社できる所があります。二種免許の取り方は二種類あり、一つは一発試験とも呼ばれていて、直接試験場へ行き学科と技能の試験を受けますが、学科は通過できても次の技能を通過できる確率は一割から三割です。二つ目は二種免許を教習所で取る方法で、教習所を卒業できれば本試験の技能試験を免除できます。どちらの場合も、タクシー会社に入社した後なら必要となる資金を出してもらえることがあります。その時にかかった費用は、タクシー運転手として働いて得た給料から月賦の形で支払うことになります。
教習所で行われている二種免許の学習内容
教習所での学び方は一種の時と同じで、学科と技能の教習を交互に受けていきます。学科は一種と似ていますが安全への心構えは二種のほうが厳しいです。二種の技能の難易度は一種の時より高くなっていて、技能の前半は教習所内を走ります。走るコースはS字クランク、縦列駐車、方向転換、最も難易度が高いのが鋭角コースとなっていて、教官が苦手なコースがあると認識すると、そのコースを連続で練習することになります。技能の後半は教習所の外を走りますが、外を走る時も気を緩めることはできません。
教習所を卒業したら本試験
学科と技能を全て終わらせると修了検定になりますが、一発試験の技能試験よりは難易度は低くなっています。それでも、採点方法は一種よりも厳しいので気を引き締めて挑みましょう。検定に合格すると、教習所を卒業となり本試験に挑むことになります。本試験の学科試験を受ける前に、教習所の問題集を使い何度も復習したり、本屋で二種免許の問題集を購入して学習すると合格率が上がるのでおすすめです。試験を受け合格したら、タクシー会社に入社してから来た人は会社に連絡を入れましょう。
役員運転手に向いている人は時間に正確・接客マナーが良い・運転技術が高い事であり、まじめな方が向いていると言えます。